2009年03月07日
09.03.07 vs鹿島アントラーズ 試合後 フィンケ監督
09.03.07 vs鹿島アントラーズ 試合後 フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第1節・鹿島アントラーズ戦後のコメント
「今日は、90分を通していいパフォーマンスができたというわけではありません。残念ながら得点を決めることができなかったので、その点で今日の結果は妥当だと思います。しかし、我々のチームは今シーズンから新しい4-4-2というシステムに取り組んでいるし、そういう意味では一部の時間帯では我々はいいプレーを見せてくれたのではないでしょうか。しかし忘れてはならないのは、今日の対戦相手のことです。今日の対戦相手は非常に素晴らしい相手だったし、長年にわたって一つのチームとして活動していたことが非常によく分かるチームでした。だから今日はとても手ごわい相手と対戦したと思います。
しかし、私がとても大きな怒りを感じたのは、前半と後半に一度ずつあったのですが、前半のFKの後、それから後半のCKの後に我々が攻めていたのにもかかわらず、そこからカウンターをくらってしまって失点してしまったことです。本当ならばこういうレベル、こういう高いレベルのところではこのようなことが起きてはいけません。ですが、そういうことが、実際に今日起きてしまって、このような形から2失点してしまったことを非常に残念に思っています」
(相手のカウンターに対する守りだが、組織と個人のプレーとしてどちらがまずかった?)
「両方だと思います。特に前半の失点には個人のミスもありました。そして後半の失点に関しては特に大きな怒りを感じました。なぜなら、このことについてはハーフタイムに選手たちにいろいろ話をしており、どんなことに気を付けなければいけないか私の方から指示を出していたからです。私は後半に入ってすぐ0-2の状況になって、そのままゲームを続けなければならないということを想像したくもありませんし、そういう意味でとても残念だと思っています。もちろんそれぞれ選手個人のミスもありましたが、組織的なことを言えば、特にボールに最も近かった中盤の選手の攻守の切り替えがとても遅かったということが一つの要因と言えるのではないでしょうか。
しかし、ここで忘れてはならないのは、鹿島アントラーズに『おめでとう』という言葉を言うことです。なぜなら、今日のゲームを見てよく分かりましたが、アントラーズは非常に長い間、しっかりとチームとして成長し、成熟されたチームであるということを今日も証明したからです。特に攻撃のときに守・攻の切り替えがとても素早いし、2人のFWに関してもお互いのことをよく知っていてしっかりとしたコンビネーションができていると思いました。そして中盤の選手は攻守の切り替えのときにもしっかりと連動した動きを見せています。だから非常に質の高いチームだと思います。一体感を感じることができるチームでした。そこで私の方からももう一度アントラーズに対して『おめでとう』という言葉を送りたいと思います。しかし、我々が1-0でリードしていたらアントラーズがどういうリアクションを見せていたかということもぜひ見たかったところではあります」
(攻撃に関して、パスはつながるがフィニッシュまでいかないのをどう思うか?それと相手のアントラーズの厳しいプレスの影響はどのくらいあったのか?)
「実際にパスを回すことはできましたが、得点チャンスにつながる最終的なパスというものをなかなか出せず、その数が少なかったのは事実です。そして相手のチームにとって最も危険なゾーンに、残念ながら我々の方から相手が嫌がるような危険なパスを出すことがなかなかできませんでした。そういう意味で100パーセントの得点チャンスを作り出す回数が少なかったのは事実です。しかし前半の5~6分だったと思いますが、こちらのコンビネーションプレーから原口元気がとてもいいシチュエーションで得点チャンスを作っていました。また、彼が非常にいい形で相手のペナルティーエリアに入ることができたと思っています。残念ながら彼がそこでファウルされて、私はそれがPKだったのではと思いました。ここで我々が1-0とリードすることができていれば、試合の流れは全く違ったものになっていたのではないかと思います。しかし、私はここであまり多くの批判を語りたくありません。もし批判があったとしても建設的なものにしたいと思います。なぜならこのチームは長年にわたって3-5-2のシステムでプレーしてきました。非常に長い間です。だから新しいシステムに変わるというこの時期にすべてがうまくいくとは限りません。だからこのチームには十分時間を与えなければいけないと思っています」
(後半にエジミウソンと山田暢を投入したが、交代の意図は?)
「まず山田(暢)については、一人の選手として非常に高い能力を持っています。そして皆さんご存じの通り我々のチームは、今までプレーしてきたシステムの影響もあって、残念ながら右サイドバック、左サイドバックの選手がそれほど多くないという状態です。しかしこの山田という選手は非常に優れた能力を持っており、彼ならばこのサイドバックのポジションでもプレーすることができます。しかも、彼の場合は守備でチームに貢献できるだけではなく、守備陣からゲームを組み立てるときにもチームにとって素晴らしいパスを配球することができます。だから彼の一人の選手としての能力、そしてチームとして組み立てることができる能力というものを考えて山田を投入しました。それからエジミウソンについては、特に相手のチームにリードされているときであっても、いつでも彼を前線に送り出すことができるとてもいい選手です。彼は得点チャンスを作り出すことができるし、実際自らアシストをしたり、得点をすることができます。もちろん得点、あるいはアシストという結果が残らなかったことは非常に残念ですが、それでもそのような意図があってこの2人を投入しました」
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