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2009年03月14日

09.03.14 vsFC東京 試合後 フィンケ監督

09.03.14 vsFC東京 試合後 フィンケ監督

フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第2節・FC東京戦後のコメント
「初めてのホームゲームということだったわけですが、3ヵ月前、日本を訪れたときにもファン・サポーターは最後の最後までチームを応援していました。残念ながらその日の試合は負けてしまいました。ですから、今日の試合では、できる限りいい結果を残したいと思っていました。ですので今日の最初のホームゲームでの勝ち点3というのはとても貴重な勝ち点だと思っています。
非常に早い段階で先取点を奪うことができました。チームとしても、とてもいいパフォーマンスを見せていたと思います。しかし残念ながら、途中でとても残念な形で1-1になる点を奪われてしまいました。その後10~15分間はチームのプレーはそれほど思わしくなく、同時にFC東京が非常に素晴らしいプレーを見せていたと思っています。
しかし、前半の中ごろから私たちのチームもパフォーマンスが上がってきました。ハーフタイムになったときも、私は前半の終わりごろのパフォーマンスを続けることができれば、後半もいい結果を残すことができるのではないかと思いました。以上、私の方からの皆さんへのコメントはありません」

(前半の半ばからパフォーマンスが上がってきたが?)
「まずは全体的にポジショニングがよくなったと思います。それから、各選手の切り替えのテンポもよくなりましたし、スペースでの動きなどもずいぶん改善されたと思っています。このような形でチーム全体のパフォーマンスが上がったと言えるのではないでしょうか」
(2点目は闘莉王が起点、3点目は坪井が決定的な仕事をしたが、DFが攻撃で活躍したのは偶然なのか、それとも必然なのか?)
「我々のチームは、シーズンが終わるころによくありがちなように、FWがたくさんの点を取っているという状態にはならないと思います。
なぜかと言えば、私たちの考えは各ポジションの選手が得点チャンスを作り出して、自ら得点を決めるようにしたいからです。実際に阿部なり、啓太なり、闘莉王なりというポジションの選手が正しいタイミングで攻撃に参加することによって、新たな攻撃の起点になることもできるわけです。
そして実際に得点チャンスを作り出すことができると思っています。もちろんこのようなサッカーを実践するのはそれなりに時間が必要ですが、私としては今後も取り組んでいきたいと思っています。
闘莉王に関しては質問された場面以外でも得点チャンスがありまして、自らゴールを決めるチャンスもありました。ですので全体的に言えることは、コンビネーションサッカーを目指す上では、守備の選手が前線に参加する、攻撃参加をするということも大切な私たちの考えの一つだと思っています。しかし、これは私の発明というわけではありません。コンビネーションサッカーというのは、今後も私たちみんなで取り組んでいかなければいけないものだと思っています」
(後半の早い時間に高原を出してポンテを含めて4人のアタッカーを並べた意図と、それ以降のパフォーマンスはどう思うか?)
「まず、今日の朝、チームといろいろなことを話し合いました。そのときに1つ話したことは、ここ数日間のいくつかのスポーツ新聞に出ていたことですが、私は一切、一人の犯人探しというものをしたくありません。なぜかと言えばサッカーで失点するということは、1人のせいではなくて、チーム全体として失点する、そしてチーム全体として得点すると思っているからです。ですから1人にすべての責任を負わせることはありませんし、そのようなことによって私が選手を交代させるということはありません。
しかし、今後も私はコンセプトの一環として2人、もしくは3人の選手を入れ替えるということをよくするでしょう。私にとって大切なのは、毎日のトレーニングの選手たちのパフォーマンスです。今回に関して言えば、エジミウソンは普段のトレーニングの中から非常にいいプレーを見せていました。そして実際に今日の試合でも彼は、トレーニングでのいいパフォーマンスを再びピッチ上で見せてくれることができたと思っています。同じく山田(暢)ですけれども、彼の今日のプレーを見る限りでは、非常に『若い』選手のようなプレーを見せてくれました。とても33歳の選手には見えなかったと思います。ですから大切なのは、トレーニングでどのようなパフォーマンスを見せてくれるかだと思っています。ですので、私は今後も選手を入れ替えていくことがあるでしょうし、あくまでチームのコンセプトの一環としてとらえていただければと思います。
しかし、ここで間違った印象を持たれませんように。私たちのプレーが今日とても素晴らしかったというわけではありません。もちろんあるところではよかった部分もありますけれども、まだまだ時間がかかると思っています」
(あらためて日本のクラブの監督になって最初の勝ち点を挙げたということをどう感じているか?)
「もちろん今日は初めての日本での勝ち点3ですけれども、この勝利というのは開幕戦であろうと、シーズンの途中だろうと、その価値というのは同じだと思っています。私は非常に長い間ドイツで監督をしていたわけですけれども、私が率いていたのは比較的小さなクラブでした。しかし、最初のドイツ・ブンデスリーガでの勝ち点3を上げた対戦相手は、名門のボルシア・ドルトムントでした。もちろんFC東京はボルシア・ドルトムントではありませんし、Jリーグもドイツブンデスリーガではありません。しかし、忘れてはならないのはどの国であろうと、どのリーグであろうと、もしくはどこの対戦相手であろうと、勝ち点3というのはどこの国へ行っても同じような価値があるということです」
(堀之内選手を投入した狙いは?)
「この件に関しては正直にお話ししたいと思います。チームの中には必ずとてもいい選手、そして大切な選手がいます。堀之内もそのような選手の一人です。彼の場合、トレーニングでの姿勢、チームの中での振る舞いをなど考えますと、本当に素晴らしい姿勢を持ったプロの選手だと思います。残念ながらいくつかのケガなどがありまして、当初、すべてのトレーニングに参加することができていなかったわけですけれども、非常に貴重な選手であることには変わりがありません。ご存じのように私たちは今シーズンから 4-4-2のシステムになっています。
そして昨年のように3人のDFがピッチに立つわけではありません。そういう意味では3人のDFによって守備を固める形ではありませんので、ディフェンスのポジションが1つ減ったように思えるかもしれません。堀之内は非常に大切な、チームの中でも非常に認められている存在だと思いますし、彼にも定期的にこのような短い時間であろうとピッチに送り出すことによって彼のボール感覚、そして試合勘を失わないようにしたいと思っています」

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