2009年04月15日
09.04.14 本日のトレーニング後 フィンケ監督
09.04.14 本日のトレーニング後 フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 本日のトレーニングを終えてのコメント
(京都サンガF.C.戦に向けた準備については?)
「京都戦に関して今、特別な準備をしているわけではありません。なぜかというと、今日までは前回の試合からの回復、そして他の目的を持ったトレーニングメニューをやっていました。明日のオフの日に、私としては積極的に、さまざまな京都に関する映像を見て、木曜日からチームとともに試合に向けての準備を行ないたいと思います。
京都のDVDに関してですが、実際、私はたくさんの映像を集めていて、オフの日にはそれにしっかりと目を通しているのですが、今のところ、Jのすべてのチームを知っているわけではありませんので、毎週のようにオフの日を利用して、さまざまな映像を見て、資料を読んで、できる限りたくさん相手チームの情報を得るようにしています。京都に関して今、詳しいことをお話しすることはできませんが、前回の鹿島との試合では終了間際まで 1-0でリードしていたということはもちろん知っていますし、そういう意味では優れたチームになっているのではないかと思っています」
(午後のトレーニングでは原口元気と都築龍太が不在だったが?)
「元気に関しては今日の午前のトレーニングで至近距離から、ボールを受けてしまって、そのときに頭へのダメージがあったので、午後は大事をとって、休んだ方がいいのではないかと判断しました。都築に関しては前もって話し合いをして、今日はプライベートな理由があって午後のトレーニングには参加しないことになっていました。このようなプライベートな理由で、トレーニングに参加しなくてもいいようにするのは当たり前のことだと思っています」
(原口と山田直輝がU-20日本代表トレーニングキャンプメンバーに入ったが?)
「代表のトレーニングキャンプと言いながら、Aの代表チームではありません。もしかしたらメディアの皆さんの方が、私よりも詳しい情報を持っているのかもしれませんね」
(岡田武史監督が指揮を執るトレーニングキャンプだが?)
「自分としてはこのことに関しては大きくコメントしたくないと思っています。今後もできる限りポジティブな形でサッカー協会サイドとコミュニケーションをとっていって、情報をお互いに交換しながらしっかりとしたいい関係を作りたいと思っています。ただし、自分が持っている情報ですと、今回は本来であれば代表のキャンプを行ないたかった、ところが海外組がキャンプに参加することができない、しかもACLもあって、ACLに参加するチームの代表選手もこのキャンプに参加することができない、なのでこのような状態だからこそ、若手だけを集めたキャンプをやろうという形で、協会の方から企画されたものだと思っています。もしかすると前もってすべての宿泊先や練習場が手配されていたのかもしれませんし、私としては今回のキャンプは本当の意味での代表のキャンプとは思っていません。今回の2人の選手の招集に関してもこれ以上、細かいことについてお話ししたくないと思っています。
今回、一つ、気付いた点があります。それは私たちクラブの方に正式に連絡を受ける数日前にいくつかの新聞の方で、このような代表のキャンプが行なわれて、このような選手が招集されるということが発表されていたことです。もし私がもう少し、日本語を話せるようになれば、今後、最新情報を得るために新聞社に連絡をしたいと思います」
(今シーズンは前線からの守備がより機能していっている印象があるが、それはトレーニングでの意図通り?)
「根本的な考えとして、チームが攻撃的な守備を見せることが大切だと思っています。一つの目的は、相手の陣地でできる限り高いボール保持率を維持することです。このような形でボールを持つことができれば、自陣から離れたところでボールを回すことができます。ピッチに立つすべてのフィールドプレーヤー10人がこのやり方を理解して連動して守備を行なうようにすれば、攻撃的な形で守備ができますし、押し込まれることなく、相手陣、自分たちのゴールと遠いところでボールを奪い返すことができます。前回の名古屋戦ではボール保持率は58パーセントでアウェイであるにもかかわらず、相手よりも勝っていました。これは私たちのチームが非常にいい方向に向けて発展していっている証拠ではないでしょうか。これが私の答えです」
(名古屋グランパス戦、田中達也が負傷して原口を投入した意図は?)
「もちろん他の選手を投入することもできましたが、この日で言うと、エジミウソン、そして特にいいプレーを見せていたポンテのプレースタイルを考えれば、原口が一番いいオプションではないかと考えて彼を投入しました」
(プレースタイルという点は?)
「エジミウソンはあのように優れた身体能力を持った選手です。それからポンテは攻撃的MFもしくはFWとしてプレーすることができます。そして彼らの当日のプレーを見て、原口が一番いいと私は思いました。ただ、同じような状況でも違う日にはまったく違う選択をするかもしれません。それはその日のプレーによっても変わってくると思います」
(交代では攻撃的な選手を入れることが多いがそれは攻撃的な守備を意図してのこと?)
「そういうわけではありません。攻撃的な守備を実現するためには、攻撃の選手の優れた運動量がどうしても必要になってきます。私たちのチームの選手はみんな理解していることですが、特に攻撃のポジションに関しては、仕事を分担することが大切になってきます。守備の選手を入れ替えるのはそう簡単なことではありませんが、攻撃の選手に関しては、例えば60分間から70分間、彼らがしっかりとチームのために働くことによって、非常に疲労もたまるでしょう。その段階で他の新しい攻撃の選手を投入するということはチームのためにもなることですし、実際に攻撃の選手を入れることで、彼らが素晴らしい守備を見せてくれることで、チーム全体の守備を強化することもできるわけです。ですから、この仕事の分担というのは、攻撃のポジションでは今後も積極的にやっていきたいと思っています」
(梅崎 司の回復具合は?)
「まだまだ時間がかかります。彼はまだ最初のステップを踏んだ段階ですし、手術をしたことは皆さんご存じだと思います。復帰してくるまではまだ時間がかかると思ってください。もちろん、手術がうまくいったという報告は受けていますし、回復のために一生懸命、リハビリをこなしていることも知っています。しかし例えば4週間、調整をしてすぐ復帰できるようなものではありません。まだまだ時間がかかりますし、場合によってはあと数ヵ月間、チームのトレーニングに合流するまでには、かかるかもしれません。彼はまだ若いですし、才能のある選手です。根気よくしっかりとした仕事をこなすことによって、彼がまた私たちのチームトレーニングに合流できることを願っています」
(大会があるわけではないが、サッカー協会主導の若手選手のトレーニングキャンプがあるということについては?)
「このことについては私の方から公の場であまりコメントをしたくないということは理解してください。
大切なのは私が今後も代表監督としっかりとしたコミュニケーションをとっていくことによって、いい関係を作り上げること、そしてさまざまなことについてオープンに話をすることができるということです。
ですから今回のキャンプについてもポジティブな形でもネガティブな形でも公の場では私はこれ以上お話ししたくはありません。
今後の日本サッカーの発展のためには、Jリーグと協会がしっかりとした形で協力し合うことが大切だと思っています。強い代表チームがあればもちろん、Jの発展のためにもなります。Jのレベルが上がれば代表の強化につながります。
今後もJと協会がしっかりとした形で仕事をしていくことが大切だと思います。
ただし、ここで仕事をしている関係者が何か意見を伝えたいとき、あるいは別の意見を持っているときはここで働いている人間が直接話し合うことが大切だと思います。それを毎回メディアを通してやるとどうしても誤解が生まれてしまいます。今後、両サイドがお互いにメリットを得るためには直接、さまざまなことについて話し合っていくことが一番いい選択肢だと思っています」
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