2009年05月02日
09.05.01 Jリーグ第9節前日 フィンケ監督
09.05.01 Jリーグ第9節前日 フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 2009シーズンJリーグ第9節アルビレックス新潟戦 前日のコメント
「2 日前に試合がありましたので、それ以降は今のところはOKになりつつあります。前回メンバーに入っていた選手たちが、誰もケガをしていない状況ですので、これは私にして見れは非常に大切なことだと思っています。もちろん前回の試合に関しては、とてもよかったことと、あまりよくなかったことがありましたが、選手たちとは簡単に、少しだけ話し合いをしました。すぐに次の試合に向けて準備に入らなくてはいけないので、もう過去のことは過去のことということで、次の試合に向けて、集中力を持って準備したいと思います。
1週間に3回試合がありますので、通常のトレーニングの中でも、ピッチの上で選手たちに非常に多くの負荷を与えたりすることはできません。ですから大切なのはメンタル面だと思います。ある意味、このような時期にしっかりとした準備をして次の試合に臨むというときに、メンタル面の準備は欠かせません。
次の試合が私たちにとって4回目のホームの試合になりますが、対戦相手よりも多くの得点チャンスを作り出すことによって、勝利を収める確率というのをできる限り上げたいと思っています」
(メンタル面の準備というのは、どのようなこと?)
「私としては、選手のメンタル面を強化するためにはさまざまなやり方があると思っています。『一つだけの正しいレシピ』というものが存在しているわけではありません。さまざまな状況が生まれるわけですし、その状況に応じた対応を私たちはやらなければいけないと思っています。
やはり今のこの状況ですと、私はとてもポジティブな形で選手たちと話し合いをするのが大切だと思います。エスパルス戦について言えば、とてもいい試合をやったと思いますし、もちろん本当ならば勝利を収めることができた試合です。しかし残念ながらあのような結果になってしまいました。ですので、今週はできる限り選手たちと建設的な話し合いをすることによって、次の試合に向けても強い意識を持って臨んでいけるようにしたいと思います」
(田中達也と平川忠亮の状況については?)
「この2人の選手に関しては、少し時間のかかるケガだということは聞いていますし、私たちのメディカルスタッフはこのようなケガについて非常に多くの経験を持っています。そして選手たちも、これまでさまざまな経験を持っていますので、そういう意味では私の方から彼ら選手たちに対して圧力をかけて、『早く戻って来い』ということは一切しません。大切なのは彼らがしっかりとした状況で戻ってくることです。早過ぎる合流よりは、少し遅過ぎるぐらいでも構いません。ですので私としてはここで皆さんに対して、今から2週間後、あるいは3週間後にこの選手が戻ってくるということをお伝えすることはできない状況です。大切なのは選手たちの回復状況です」
(野田紘史と堤 俊輔の状況は?)
「堤は昨日もう一度、膝の手術を受けたところです。ドクターと話したところでは、手術については満足しているという話でした。まだまだ若い選手ですし、彼らに対してもしっかりと時間が与えられます。彼が私たちのところに戻って来て合流できるのは、非常に遅い機会になってしまう可能性があるかもしれません。しかし、大切なのは彼がしっかりと体を治して戻ってくることです。6ヵ月、9ヵ月、10ヵ月かかるのか、まだ一切分からない状況です。
野田は肉離れです。先日のトレーニングで肉離れをしてしまいましたので、今までの経験から7日間から10日間はかかるのではないでしょうか」
(最近のアルビレックス新潟は3トップで攻めてくるが、監督はどう考えるか?)
「新潟に関しては、私は既に映像を見ています。非常に攻撃的なチームで、私たちにとって非常に危険な存在であるチームではないかと思っています。ですので、高い集中力を持って試合に臨まなくてはいけません。しかし忘れてはならないのは、私たちは新潟であろうと、それ以外のチームであろうと、すべての対戦相手を本当の意味でリスペクトしなくてはならない状態であるということです。
なぜかというと、私たちは今シーズンに入ってから、さまざまな新しいことに取り組んでいるからです。選手たちにしてみれば、チームの一員としての動き方、トレーニングの内容などがまったく違うものとなっています。今、新しいものに取り組んでいこうという状態ですので、ここで対戦相手のことをリスペクトしないということはあり得ないことです。すべての対戦相手をリスペクトして、しっかりとした準備をして臨まないと、自分たちにとって危険な状態になる可能性があるわけです」
(アルビレックスに関して、監督が気を付けなければいけないと感じている部分は?)
「もちろん、いくつかとても彼らのプレーに関して気を付けなければいけない部分があります。ただし、理解していただきたいのは、私がここで、特に戦術的なことについてお話しできない状況であるということです。
なぜなら私がここで戦術的なことを話しはじめてしまえば、皆さんを通していろいろな人が知ることになってしまいますし、それならば新潟の監督をはじめからここに招待した方がいいかもしれません(笑)。ですから、私がここでは戦術的なことについては、一切お話ししたくないということを皆さんにご理解いただければと思います。どのチームに関してもそうですけれど、どうしても小さな秘密というのがそれぞれのチームに存在しているわけです。この小さな秘密、そして対戦相手についてどう思っているか、そしてどう対処していくのか、そのようなことは前もって公の場では発言しない方がいいことなのです」
(このところメンバーはあまり変わっていないが、今後短い間隔で試合をする中で、変えていくことは考えているか?)
「もちろんこれだけたくさんの試合が続きますので、スタメンが入れ代わることがないとは言い切れない状況です。なぜなら試合を見れば私たちはしっかりと選手たちを見ることができますが、どのタイミングでどの選手が疲れがたまって動けなくなるのか、選手によっては、トレーニングの段階ですでに疲れているということがあるかもしれません。
ですから私にとって大切なのは、選手をしっかりと観察して、どのような動きを見せているのか、どの時間帯から疲れ始めるのか、それによって場合によってはハーフタイムで交代させたり、もしかしたらスタメンを入れ代えることがあるかもしれません。それぞれの選手のコンディションによって変わってきます。
ただし、この日程で一つ忘れてならないことは、対戦相手も同じような形でたくさんの試合をこなしてきているということです。もちろん私たちの選手が非常に疲れているということもあるかもしれません。そしてもしかしたらまだ疲労がたまっている状態でピッチに立っている選手がいるかもしれません。しかし、それは相手も同じことなのです。相手がしっかりと休みを取れているのならばまた変わってくるかもしれませんけれども、現時点では相手チームも同じような日程をこなしてきているわけです。
大切なのは、選手たちが間違っても、非常に疲れていると思いこまないことです。なぜなら対戦相手も同じような日程をこなしているわけですから、対戦相手も同じような疲労がたまっている可能性があるからです」
(アルビレックスの映像を見て、得点を多く上げているペドロ・ジュニオールについてはどういう印象を持ったか?)
「その質問に対しては、試合の後にお話ししたいと思います」
(ここまでホームの試合で勝てている要因は?)
「今のところ3試合連続でホームで勝利を収めることができているということで、勝ち点9を得ているわけです。5回のアウェイの試合があったのですが、大切なのは、今後も私たちがこれだけのたくさんのファン・サポーターがあのスタジアムに集まる中で、ファン・サポーターと一緒にホームでの強さというのを対戦相手に見せつけることだと思います。これは私にとって非常に大切なことです。
これだけのファン・サポーターがスタジアムに集まっていただけるので、もちろんその分私たちとしても、できる限りいい結果を残して、ファン・サポーターにいい気持ちで家に帰っていただきたいと思います。ホームでの強さというのはとても大切だと思いますし、まだまだシーズンは長いわけです。これからもたくさんの試合をホームでこなしていくことがありますし、とにかく『このチームはホームで非常に強い』という印象を対戦相手に与えることができるようなチームに発展していくことを願っていますし、そのためにはファン・サポーターと一緒に、このチームも成長していかなければいけないと思います」
(新型インフルエンザが話題になっているが、チームとしてどう危機管理していく?)
「私の方から何か行動を起こすということはしないと思います。なぜかというと、(私は)この国ではあくまでゲストであるからです。しかし、クラブの方でこの問題に何か取り組みたいという話があれば、私は喜んでそれを応援すると思います。ただし、大切なのは私ではなくて、クラブが主体的に動くことだと思います。もしクラブの方からそのような活動に監督も参加して応援してほしいという話があれば、喜んでやりたいと思います」
(野田紘史の肉離れの個所は?)
「私が聞いたところですと、左の太腿だと思います。試合の前日にやったバスケットボールのメニューで、彼がジャンプしたときに肉離れをしたらしいので、バスケットボールというのは危険なスポーツであるということが分かったと思います(笑)。まったく、選手たちにバスケットボールをやらせる監督がいるとは信じられないですね(笑)。
とても有名なバスケットの選手のようにジャンプしたら、着地したときにケガをしたようです。もしかしたらテレビで優れたプレーを見ていて、自分でもやろうと思ったのかもしれません。
しかし真面目な話として、非常に残念なことだと思いますし、本当の意味でのトレーニングのメニューが始まる前に、ケガをしてしまったので、彼にとっても残念なことですし、正直なところ私も悲しんでいるのは事実です。もしかしたら今後は、彼はバスケットボールをする前にしっかりと体を暖めてから、そのようなトレーニングメニューに臨むかもしれません」
【カテゴリーのエントリー一覧】
フィンケコメント ・09.05.01 Jリーグ第9節前日 フィンケ監督« 一つ前のエントリーへ | メイン | 次のエントリーへ »
このエントリーをお友達にも教える
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.kantanreds.com/mt/mt-tb.cgi/1629
HOME | 浦和レッズ関係BLOG | お問合わせ | メールマガジン | サイトマップ