2009年05月20日
09.05.19 ナビスコカップ vs大分前日 フィンケ監督
09.05.19 ナビスコカップ vs大分前日 フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグAグループ第3節・大分トリニータ戦 前日のコメント
「今回は次の試合まであまり日にちがありませんでした。闘莉王は筋肉系の軽い問題を抱えている状態ですので、今回は帯同しないことになりました。
また、山田暢久は風邪でチームのトレーニングに参加することができませんでした。ドクターの診察を受けさせて、すぐにまた家に帰しました。今ちょうど、さまざまなところで大きなテーマとなっているインフルエンザなのではという推測が出ないためにも、今ここでお話ししておきます。私たちのドクターは本人とすぐにインフルエンザの検査をしまして、陰性だとの結果が出ています。ですので、推測はしなくても結構です。通常の風邪です。
このような状況のため、帯同するグループが少し変わります。
代わって入るのが林と濱田です。そして、堀之内をセンターバックとすることを現在は考えておりますし、まだ確定ではありませんが、西澤を右サイドバックとして使うことも考えています。
また、数週間前に一度お話ししたことがあるかと思いますが、ヤマザキナビスコカップですので、私たちのGKは山岸になります。山岸は非常に優れたGKで、トレーニングでもいつも素晴らしいプレーを見せていました。このクラブでは、同じように優れたプレーを見せているGKがナンバーワンGKとしてプレーしているわけですが、山岸のトレーニングの態度や前回のナビスコカップで見せた素晴らしいプレーを考えると、今回再び山岸にプレーさせることは正しい決断だと思っていますし、本人に対してのリスペクトでもあると思っています。
今回帯同するメンバーは今までと少し変わっていますが、それはある意味では正しいことだと思っています。連戦が続いたこともあって、私たちのチームの中でも一部のローテーションが必要になったからです。来週からはA代表選手たちが代表チームに行くわけですから、来週からも必ずローテーションをしなければなりません。ですので、今回、予定していたよりも少し早めにローテーションをはじめたわけですが、しっかりとしたメンバーが揃っているので問題はないことだと思っています」
(闘莉王の復帰の見通しは?)
「今日の検査の状況では、週末の試合に関しては問題ないと思っています。左足の太腿ですが、これ以上は言えません」
(トリニータは連敗中だが、そういった相手と戦う際に注意すべきことは?)
「このようなチームとの対戦は、どうしても私たちにとっては危険な状況になると思います。
なぜなら、長い間勝っていないチームというのは早く勝ちたい、早く勝ち点3を取りたいという強い意欲と意思をもって試合に臨んでいるはずだからです。このような強い意志が、いつ結果につながるかわかりませんし、私たちの選手が彼らとの試合に臨むときに、集中力が不足していたり、必ずこちらが勝てるだろうという相手に対して一種気楽な気持ちで試合に入ってしまうのは非常に危険だと思います。
最終的に、大分に勝ち点3を与えてしまうような、彼らにとって素晴らしいパートナーになってしまわないように、気を付けなくてはなりません。
ですから、試合で大切なのはまず前半だと思います。相手を勢いづかせないためにも、前半からしっかりとしたプレーを見せて、高い集中力をもって試合に臨むことで、試合に勝つ確率を上げることはできると思います。
大分を過小評価してはいけないと思います。大分は本当ならば、非常に優れたサッカーを見せることができるチームだと思いますし、そのような能力を持ったチームだと思っています。
しかし、主力選手のうち6人がケガをしています。だからこそ、あのような状況になって、順位表のあのような位置にいるのだと思いますが、本当ならば彼らの能力はこのようなものではありません。相手のチームで6人の主力選手が欠けていると話しましたが、私たちのチームでも多くの主力選手が欠けていることを忘れてはいけません。
山田暢久、闘莉王、ポンテ、田中達也は今回の試合には帯同できないわけですし、彼ら以外にも梅崎 司に代表されるように、実力を持った他の選手たちも使えないという状況に今の私たちはあるわけです」
(苦戦をしている大分と当たる巡り合わせについて思うところは?)
「お話しした通り9連敗しているチームは危険ですし、忘れてはならないのは、負けているチームというのは、負ければ負けるほど、勝ちたいという気持ちが強くなることです。
ですので、彼らが勝ち点3を取れた最初のチームにならないように気をつけなくてはなりません。
もちろん、私は自分たちのチームを信用していますし、アウェイでもしっかりとした結果を残すことができると信じています。
しかし、大分は一切過小評価はしてはいけないチームですし、こちらもしっかりとした心をもって、試合に臨まなければいけないと思います。そして、すべての記録、いい意味でも悪い意味でも記録というものは破られるものですから、今回の件でも、彼らの悪い意味での記録が止まるタイミングが、私たちとの対戦だということにならないようにしたいです。
私は、ひとつ強い希望をもっています。早く連戦が終わって、しっかりと7日間次の試合の準備ができるようになることです。なぜなら、試合の後はどうしても回復のために2日間必要になり、同じ週で2日もしくは3日間、次の試合に準備するためのトレーニングをまた行ないたいと思います。
日程表を見ると、連戦が続く週があまりに多く、しっかりと準備のできる週が非常に少ないという印象を受けるからです」
(日程はドイツと比べてどうか?)
「日本の方がドイツよりもいわゆる『イングリッシュウィーク』(7日間で2、3試合ある週)の回数が多いと思います。国際試合に出ていないということが前提ですが、ドイツの場合、基本的にはリーグ戦とカップ戦の2つしかありません。カップ戦はDFBポカールというドイツサッカー協会カップですが、この大会はいつも決勝トーナメントからはじまります。ですから、1回戦か2回戦か3回戦か、トーナメントのどこかで負けてしまったら、もうシーズンが終わるまで、ほぼイングリッシュウィークがない状態になります。
もちろん、ドイツブンデスリーガの中でも、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAカップなどに出ていたりすれば、連戦が続くことはあります。
例えば、バイエルン・ミュンヘンのクローゼというFW、彼は非常に優れた選手だと思います。
しかし、この数週間、彼はずっとベンチに座っていました。能力的に劣っているからではなく、連戦によって疲労がたまり、コンディションを落としているからです。
ですが、そういったチームは3~5チームくらいで、彼らはそれなりの予算を持ってもいますから、他のライバルチームよりもたくさんの選手と契約を結ぶことができるわけですし、シーズンがはじまる前から、そのような連戦に向けてのしっかりとした準備をしているチームだと思います。これは非常に利口なやり方だと思います。チャンピオンズリーグやUEFAカップなどの国際試合に出場していれば、それなりの定期的な収入を得ることができるので、そのクラブが持っている大きな予算をさらに大きくし、さらに多くの選手と契約を結んで大きなチームを作ることができるわけです」
(チームとして、新型インフルエンザへの予防策などは?)
「それに関しては、私たちのメディカル部門がしっかりとした指導をしています。彼らはそれだけの能力、知識、ノウハウを持っています。ですので、私はメディカル部門が言ったことはすべてやろうと思っています」
【カテゴリーのエントリー一覧】
フィンケコメント ・09.05.19 ナビスコカップ vs大分前日 フィンケ監督« 一つ前のエントリーへ | メイン | 次のエントリーへ »
このエントリーをお友達にも教える
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.syouni.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1648
HOME | 浦和レッズ関係BLOG | お問合わせ | メールマガジン | サイトマップ