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2009年06月03日

09.06.02 ナビスコカップ予選第5節前日 フィンケ監督

09.06.02 ナビスコカップ予選第5節前日 フィンケ監督

フォルカー・フィンケ監督 ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節ジュビロ磐田戦 前日のコメント
「前回の試合からそれほど多くのことが起きたわけではありません。次の試合に帯同するメンバーも、前回の試合から大きく入れ代わることはあり得ない状況だと思います。
1 人だけ、小さな『?』マークが付いている選手がいます。非常に可能性は低いですが、原口元気が今日MRI検査を受けることになっており、もしその結果が非常によければ、帯同することになるかもしれません。しかし、可能性は低いものだと思っています。明日、原口が帯同できるかの最終的な確認をしたいと思いますが、万が一、帯同できることになったとしても、先発でスタートすることはまずないと思います。そのため、前回の試合と比べても、大きなスタメンの変更はないと思っています」

(フィンケ監督にとっては、はじめての浦和駒場スタジアムでの試合となるが?)
「スタジアムの雰囲気に関してですが、私はまだここで試合をしたことがありませんし、今日のトレーニングは非公開で観客もいませんでしたので、どのような雰囲気になるかはまだ想像ができません。しかし、昨年までの映像は見ていますし、満員の駒場スタジアムはとてもいい雰囲気になるということは聞いています。ですので、明日の試合は非常に楽しみです。
ピッチに関してですが、芝生の状態や長さに関してはさまざまな意見があり、長く議論をすることはできると思いますが、これが唯一正しいということを私はここで言いたいわけではありません。今日駒場のピッチで私たちはトレーニングしましたけれど、スタジアムのスタッフたちも明日の試合までに芝生の状況をさらに改善して、素晴らしい条件を私たちのために用意してくれると思います」
(出場停止が解ける堀之内 聖だが、回復具合については?)
「残念ながら、間に合いません。彼は非常に努力をして、できる限りのことをして、トレーニングでも素晴らしい姿勢を見せています。ですが、残念ながら、いくつかの動きでまだ痛みを伴う状態ですので、次の試合には間に合いません。もしかしたら、その次の試合には間に合うかもしれないという希望を私は持ってはいますが、明日の試合には帯同できない状態です」
(日本代表から一時離脱した山田直輝とは、何か話を?)
「もちろん、昨日、山田直輝とはさまざまなことについて話し合いました。そして、今回の彼の代表戦出場でいい印象を持ったのは、このクラブでいつもするようなプレーを代表チームでもすることを代表監督から許された、ということです。多くの自由を与えられて、ピッチ上で動き回って、自分が持っているよさを、出すことができたと思います。私たちのクラブでいつもやっているようなプレーを代表でも出すことができたのは、本人にとってもよかったと思いますし、代表に行って、さまざまなとてもいい体験、経験をして戻ってきたと思います。
しかし、気を付けなくてはいけないのは、彼があまりにも多くの人間から、知恵や今後についてのアドバイスを受けることです。しかし、大切なのは彼が今まで通り取り組んで成長していくことです」
(ジュビロ磐田とはリーグ戦でも対戦しているが、あのときとは両チームとも状況が異なっている。現在の印象は?)
「皆さんご存じの通り、ジュビロは開幕戦からなかなか勝利を収められず、とても厳しい形でシーズンのスタートを切ったと思っています。しかし、ここ最近になってから、彼らはとても優れたプレーをするようになっていますし、順位表でも徐々に上の方に上がってきました。私は映像で名古屋グランパス戦を確認しましたが、彼らはとてもいいプレーを見せて勝利を収めています。ジュビロはベストメンバーから2人が欠けている状況になりますが、現実的な話では私たちの方がさらに多くのメンバーが欠けています。
そして、ジュビロは前回私たちが対戦したときよりも優れたプレーができ、チームとしてのまとまりがあると思います。細かいことは、ここではあまりお話しできませんが、相手チームがボールを持ったときのチームとしての動きが、素晴らしく改善されていると思います。特に4バックの選手の安定度が非常に増していると思います。開幕してからなかなか勝利を収められなかった状態から、それほどメンバーは変わっていないと思いますが、守備の安定度は素晴らしく改善されています。ですから、私たちにとっては難しい試合になると思いますし、明日の対戦は非常に興味深い試合になると思います。
前回のアルビレックス新潟戦と同じように、センターバックの2人、山田暢久と坪井慶介がとても優れたプレーを見せてくれれば、私たちの方にも勝利を収める確率が上がっていくのではないでしょうか。しかし、忘れてはならないのは、前回の新潟戦で私たちはとてもいいプレーをして勝利を収めることができましたけれど、その試合の直前にさまざまなことを変えたということです。私としましても、新潟戦で、ピッチで起きているさまざまなことがあのようにうまくいくというのは大きな驚きでした。あそこで、あのような形での勝利を収めるということは、多くの人が予想していなかったことではないでしょうか。ですので、次の試合で彼らが同じようなプレーを見せれば、勝利を収める可能性は大きくなると思いますが、前回の勝利がとても大きな驚きであったということは、忘れてはならないと思います」
(先日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でのバルセロナの勝利をどう捉えたか?)
「この6~8年間のさまざまなスペインのチーム、そしてU-17からA代表まで、すべてのカテゴリーのスペイン代表で実践されているサッカーは、やはり非常に魅力的なものだと思いますし、私自身もそのようなサッカーを何度も何度も見ています。そして今回のバルセロナのプレースタイルというのも、非常に各カテゴリーのスペイン代表チームのプレーに非常に似ていたのではないかと思っています。彼らは、ヨーロッパを見渡しても、最も優れたコンビネーションサッカーをしていたと思いますし、私がそこからさまざまな刺激を受けているのは間違いないことだと思います。
そして、今回のバルセロナのチームを見ても、中盤の選手たちはスペイン代表であることが多いわけで、その中でも有名なのがイニエスタです。非常に優れた選手で、このような選手たちがしっかり連動してコンビネーションサッカーを見せています。忘れてはならないのは、彼らは決して身長が高いわけではないということです。みんな170cm台です。その彼らがあのように優れたサッカーを実践しているというのは、日本のサッカー選手にとっても、ある意味、とても大きな影響を受けることのできるサッカーではないでしょうか。同じような身長、体格の条件などを考えると、彼らがやっているコンビネーションサッカーというものは、日本の選手たちにも合うサッカーだと私は思っています。ですから、一つのチームにたくさんの190cm台の選手を抱える必要はありません。170cm台の選手でも、優れたサッカーをすることができるわけです。そして、少し背の低い選手の方がボール扱いがうまいということは、よくあるケースでもあるのです」

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