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2009年07月04日

09.07.03 Jリーグ第16節前日 フィンケ監督

09.07.03 Jリーグ第16節前日 フィンケ監督

フォルカー・フィンケ監督 2009シーズンJリーグ第16節モンテディオ山形戦 前日のコメント
「今週は確かに仕事が多い週だったと私は思います。イエローカードがたまったことで、山田暢久が試合に出られないということもありますし、それ以外にも、今まで主力として試合に出てきた選手たちのケガなどもあり、それによって各ポジションのスターティングメンバーを代えなければいけないということがありました。
ですから今週は非常に仕事が多い週でしたが、今までは非常にいい準備ができたのではないかと思っています。原口元気と山田直輝に関しては、明日、試合に出られる状況かはまだ分かりません。私は明日の朝、このことについては決めたいと思っています。まだ2人とも軽いケガの影響などもありますし、もしかしたら1人だけが先発出場をして、もう1人がベンチから始まるかもしれません。もしかしたら2人ともベンチなのかもしれません。この件については私は今ここで詳しいことをお伝えできないのが現状です」

(モンテディオ山形の印象については?)
「対戦相手についてさまざまな情報を得るためには、できる限り最近の数試合の映像を見ることにしています。山形に関しても、この間の川崎フロンターレ戦の映像を見ました。その試合では非常にいいパフォーマンスを彼らは見せていたと思います。なぜかというと、山形の方がたくさんの得点チャンスを作り出していましたし、川崎のGKが素晴らしいセーブを続けたことによって、なかなか山形は得点を得ることができませんでしたが、パフォーマンスは素晴らしいものがあったと思います。対戦相手の川崎はリーグの中でも強いチームの一つであるということも考えれば、彼らのパフォーマンスは本当に評価されるべきものだと思っています」
(高橋峻希が紅白戦では赤チームの右サイドバックに入っていたが?)
「まず一つ言えることは、必ずしも試合前日のメンバーが次の日の先発になるとは限らないということです。あのポジションでプレーをしている高橋、西澤の2人の実力差というのはそれほど大きくないと思っています。そしてナビスコカップで代表選手がいなかったとき、山田暢久がセンターバックでプレーをしたときに右サイドのポジションに入ったのが西澤でした。そしてこの2人の選手は大きな実力差がないことは先ほどもお話しました。私はあくまでも、彼らのプレースタイルの特長でいくつかの違いがあると思っています。その特長の違いについてはここで細かくお話しするつもりはありませんが、この2人のどちらかを選択するときには彼らの持っている個性、特長というのを必ず考慮したいと思っています。
ですから私は今週末の試合に向けて、実際には高橋の方に右サイドバックのポジションで何度もプレーをさせましたがこれは実力が違うというのではなく、あくまでも特長が違うということを考えてのことです」
(紅白戦終了後には2失点した赤チームの選手を前に話をしていたが?)
「あそこで話し合ったことというのは、主にお互いのコミュニケーションの取り方、コーチングの仕方などについてでした。もちろん私は公の場ですべてのことについてお話しすることはできませんし、ご覧になったと思いますが、全選手に対して話をしたのではなく、ある一部の選手を集めてそのことについて話し合いをしました。ここで大きく語るわけにはいきませんが、基本的なこととしてサッカーというのはコミュニケーションが大切だと思っています。コミュニケーションの取り方、お互いにどうやって話しかけるのか、どのような形でピッチ上で助け合うのか、そこがモダンなサッカーでは大切なことだと思います。
一昔前のように、ピッチ上で1人、もしくは2人のとても力を持ったシェフがいて、この2人がチームのすべての選手に対して指示を出している。そういう時代というのはもう終わったと思います。ピッチ上ではどのような形で、すべての選手が絡んで共同作業をするか、お互いが助け合うかだと思います。この共同作業を行なうためにはお互いがどう話し合うか、コミュニケーションを取るかが大切です。ですから私は、その場で、このことについて話をしました。ただし、これは皆さんに対して失礼な態度を取りたいわけではないのですが、これ以上の細かいことはお話しすることはできません」
(紅白戦で敗戦した赤チームの問題点をどう見ているか?)
「私が見た改善点については、ここでお話しすることはできません。そうでないと、私が話したすべての内容が、対戦相手である山形の監督に伝わってしまうからです(笑)。ただ、これはサッカーではよくあることなんですが、トレーニングの最後の紅白戦で、いわゆるカギ括弧つきの『B』チームが、勝利を収めることは実際にはよくあることです。
なぜかというと『B』チームに入った選手の方が強い意志を持って、どうしても自分の実力を監督に見せつけたいというのもあって、走ってさらに戦って、最終的に『B』チームが『A』チームに勝ってしまうということはよくあることです。これはこの国だけではなく世界中を見渡してもそうだと思います。今日の最後の紅白戦、11対11のゲームで『A』チームではなく『B』チームが勝ったということはよくあることだと思いますし、このことについてここで大きく語るつもりはありません」
(モンテディオ山形、サンフレッチェ広島はJ2からJ1に昇格してきたチームだが、そういったモチベーションが高いチームと対戦するときに大切なことは?)
「もちろん昇格組だからといって油断するようなことはやってはならないことです。特に私たちのチームには、非常に長い期間にわたってJ1でプレーをしている選手たちがいます。そしてこれが私たちの選手に当てはまるということは一切言いたくはありませんが、やはりサッカーの指導者として仕事をしていく上で、非常に難しいのは下から上がってきたチーム、選手に対して油断をしてしまうことです。ただ、これは実際に起きてはいけないことですので、選手たちとしっかり話をして、世界中のサッカーに存在している一つのルール、次の対戦相手がもっとも難しい対戦相手であるというルールを全選手が理解することが大切だと思います。
私が日本に来て見ることができたことがあります。それは浦和レッズと対戦する全チームが120パーセントの強い意志と運動量を見せてくるということです。実際に浦和レッズは日本でもっともスタジアムに集まるサポーターが多いチームですし、ここ数年はたくさんのとても知名度のある選手を獲得してきたことによって、他のチームの私たちに対する対抗心というのはとても強いものがあると思います。ですから今回、昇格組と対戦するからというわけではなくて、私たちは毎週毎週、高いモチベーションを持ってくる対戦相手と対戦しているのではないかと思っています」

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