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2009年07月29日

09.07.28 7/29準々決勝第2戦前日 フィンケ監督

09.07.28 7/29準々決勝第2戦前日 フィンケ監督

フォルカー・フィンケ監督 ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦 清水エスパルス戦 前日のコメント
「3 日間でできる限りのことはやったつもりです。一番、最初にやったことはケガをしていない選手を探すことでした。2つ目に前回の試合の分析、そして戦術的な練習を行ないました。3つ目に、とてもポジティブな意志を持って次の試合に向けての準備を行ないました。私たちはこれからカップ戦の第2試合に臨むわけです。第1試合では勝ちを収めることができましたが、だからといって私たちがとても安心して第2試合に臨めるような結果ではありません。ですから第2試合でも、ピッチ上でしっかりとした努力をして、いい結果を残せるようにしなければいけないと思います。皆さんも練習をご覧になっていて、どの選手が今日、参加していたかはもうご存じだと思います。ケガに関して、少し気を付けないといけない選手は坪井慶介と山田直輝です。もちろんポンテもそうです。最終的に試合の先発メンバーは、明日の状況を見て決めることになると思います。なぜかというと、明日の朝、また彼らのことをしっかりと見極めたい、観察をしたい、そしてそれぞれの選手と話をしたいからです」

(高橋峻希の状態は?)
「高橋峻希は帯同することができません。問題を抱えていますので、治療に集中しなければいけない状態です。前回の試合の後、ピッチに出て練習ができたのは、今日が初めてです。昨日までは室内で治療をしていたわけです。30分しかピッチに立っていなかったにもかかわらず、今も両脚の内転筋に強い張りを感じていて、その張りが30分だけのプレーからきているのかどうか、私は不思議に思うんですが、とても強い張りがあるということで今まで治療に集中してきました。これから2日間、集中的に治療を行って、内転筋の張りがなくなるようにして、次の試合に向けての準備ができるようにしたいと思います」
(研究もされて最近は相手を崩してシュートという場面が少ないと思うが?)
「私はそのことについて少し違った意見を持っていますが、ここで議論をするのは今は避けておきましょう。一つ、事実なのは、数人の選手がピッチの上で、いくつかの解決案があるときに、正しい解決案を選んでいないということは確かにあると思います。それによってなかなかシュートに至ることができない、それは事実だと思います。実際に先程おっしゃったことに関しては、プレースタイルとは違う問題だと思います。サッカーとは数学ではありません。相手のことを10回分析をした、それによって対処法が分かった、サッカーはそう簡単なものではないと思います。
確かにおっしゃったことは興味深いことだと思います。もし私が客観的にJリーグを見渡すことをしているのであれば、一つ、興味深いことが言えると思います。上位に進出している4チームすべてが、ここ2試合連続で勝ち点3を取ることができていないということです。引き分け、もしくは負けている。戦術的なことというのは一つの議論の対象かもしれませんが、勝ち点3
をなかなか得ることできていない状況を考えれば、私たちだけでなくそれ以外の4チームも相手に分析されている状態ではないでしょうか。今シーズンに入って私たちは毎回毎回、試合のときにはチームを入れ替えなければなりませんでした。出場停止もありましたし、ケガ人もありました。ですからある意味、チームのメンバーを固定して戦うことができていなかったわけです。そしてリーグが始まってから16、17、18試合とこなしてきた選手は非常に疲労がたまっているわけです。そのような疲れきった体を持っている選手が数人いますから、私たちは望んでいるようなサッカーをなかなか実現しにくくなっているのは事実だと思っています。実際に19試合プラス7試合、合計で26試合をやっているわけですから、これだけの試合数をこなしてくるとケガ人が出たり、疲労がたまっている選手がいるのも当たり前のことだと思います」
(アレックス選手にオファーが届いていると思うが?それとガーナ人練習生については?)
「まずは2つ目の質問についてです。練習生はあと8日間ここに残ることになりました。そしれメディカルチェックも行なうことになっています。その結果などもすべて見て、判断したいと思います。1つ目の質問に関してですが、私の一つの考えとしてこのような契約のことに関しては公の場では一切お話ししないつもりです。ですから、もしかしたらこのようなことについてはメディアの方のほうがご存じなのかもしれませんが、万が一、報道されていたように名古屋グランパスから私たちにオファーがあったとしても、内容について、そのことについてどう思っているかということについて、公の場で話すことは一切ないでしょう。そのようなことを公の場で話してしまうことはプロフェッショナルではないと思うからです。大切なのは自分たちが、何が起きているかを理解することです。
ただし、それらのことを毎回毎回、お話しすることはないと思いますし、実際にサッカー界での一つの伝統なのかもしれませんが、やはりこのようなデリケートな大切な内容、契約内容や延長するのかしないのか、それ以外の移籍関連のことに関してはあくまでもサインがされて、あることが決定したときに発表することはありますが、それまでの期間で毎回毎回、今の状態、一つの方向に向いている、向いていない、そのようなことについてお話しすることは一切ありません。少なくともこれが私のやり方です。
契約の話は置いておいて、スポーツとしての考えとして、これだけの時間が与えられて私たちは彼が戻ってくるのを待っていました。ですからアレックスという選手が優れたプレーを見せて、体力的にも回復してきて、コンディションをとてもいい状態にして、チームにとって価値のある仕事をしてくれれば私はとてもうれしく思います。だからこそ私は前回の大分戦でも後半開始早々に彼を投入したわけですし、彼が価値のある仕事をしてくれることを心から願っています。ここ2年間、彼は何度も何度もケガに悩まされたことは知っています。彼の体調がよくなり、コンディションを上げてきて、しっかりとした活躍ができることを私は望んでいると言ってもいいでしょう。
彼が優れたサッカー選手であることはよく知っています。私としては彼が定期的にいいプレーを見せることができることを願っていたわけですが、あるホームゲームで先発として彼を出場させて、きっといい仕事をしてくれるだろうと期待を持ってピッチに送り出したわけですが、確か前半8分ごろにケガをして交代しなければいけませんでした。その試合とこの間の試合、これが彼がここ最近出場した試合になってしまうわけですが、そういう意味ではやはり彼が再び優れたサッカー選手としての能力をしっかり発揮できるような状態に体を整えることができればと思っています。そうすれば彼は優れたプレーを私たちのためにしてくれるでしょう。私がこのクラブの監督になってから合計3回、アレックスがケガから戻ってまたケガをしてリハビリをするということを繰り返しています。このように現場で起きていることに関しては皆さんとお話しすることはできますが、契約の状況、移籍の状況などについてはお話しすることはできません」

(メディカルチェックをすることを考えると練習生はポジティブな結果となるのか?)
「私たちがメディカルチェックをするということは、できる限りたくさんの情報がほしいというサインです。私たちがもし、彼に与えることになればC契約になります。ですから、今後のこと、彼の成長、育成ということを考えて、彼と契約を結ぶかどうかを判断しないといけません。実際に彼を見ていると、とても優れたところもあると思いますし、同時に彼のウィークポイントというのもあると思います。ですから体力測定をすることでできる限りたくさんの情報を集めて、そして最終的な決断をしたいと思っています。体力測定に彼が参加するからといって、私たちがすでにポジティブな決断をしたというわけでは一切ありません。
今の話とは関係ないことですが、一つだけどうしてもここではっきりと伝えたいことがあります。それは前回のケネディのことです。人生というのは大きな喜びを与えてくれるものだと思っていますので、毎回毎回このようなことで怒りを感じるのはもったいないことだと思います。そして日本で過ごす人生というのも素晴らしいものだと思います。実際に、私は試合の直前にケネディと直接話をしたわけです。もちろん彼のことはブンデスリーガのころから知っていましたし、前回、所属していたクラブはカールスルーエSCというフライブルグからすぐ近くにあるクラブでした。そして私の下で10年間に渡ってプレーをしていた選手と非常に仲がよく、この選手もカールスルーエに所属していました。ケネディが来て、カールスルーエのクラブのためにゴールを量産し、それでもだんだんとベンチに座るようになって最終的にはこのクラブが2部に落ちた事実があったわけです。今ここでもう一度はっきりお話ししたいことは、私は選手に対してリスペクトがないようなことを言う、もしくはそのよ
うな行動をとるということは一切ないということです。前回のここでの話でも皆さんにはっきりとお話ししたと思いますが、私は今だからこそ、ケネディは非常に危険な状況にある、私たちにとって危険な状況にあるということを伝えました。
なぜかというとどこに行っても新しく所属したチームの、最初の期間にはゴールを決めているからです。実際に前回のここでの記者会見で現場にいらっしゃった方は私がどのような発言をしたかよくご存じだと思います。長かった私の発言の中で部分的なところだけを取ってしまって、それでフィンケ監督というのはケネディ選手を批判している、もしくは見下しているというような形で記事を書いてしまうのはどうかと思います。実際にいくつかの新聞でそのような報道がありました。そのことについては私は本当に残念だと思いました。なぜかというとお互いにしっかりとした関係で仕事ができると思っているからです。試合の後にやはりケネディは強かったと認めなくてはいけなかった。なぜそのような書き方をするのかまったく理解できません。私が言っていること、発言していることはいつでも確認することはできたでしょう。ですから皆さんがなぜ今回のことに私が怒りを感じているか理解できると思います。そして今後も一緒に仕事をしていかなければいけないと思いますから、質問を
受けたときにはできる限り、しっかりと答えてフレンドリーな形でお互いの関係を築いていければいいと思います」
(清水エスパルスにも長身のFWがいるがその対応は?)
「明日対戦することになる清水エスパルスの2人のFWというのはプレースタイルからして、名古屋のツートップと非常に似ていると思います。そして私たちは前回、あのような形で失点をしたわけですが、ケネディ1人の問題ではないと思っています。こちらの個人戦術的な動きというのはとても大切だと思っています。例えば、とても身長の高い選手で空中戦にはなかなか勝つことができないような選手と対戦するときには、2人でその選手と競るのはよくないことです。本当ならば1人が上がって空中戦に臨んで相手を防いでして、もう1人の選手が裏のスペースをカバーする、セカンドボールを拾えるように動きをとる、それがとても大切だと思います。
もちろん、この2人の選手にはどこにボールが来るかを予測することが求められます。実は今シーズンに入ってからこの間の試合だけではなく今までで合計3回、似たような形で失点をしています。とても空中戦に強い長身の選手を相手にうちの選手が1人ではなく2人で競る、そして最終的に空中戦で負けて失点をしてしまった。本当ならば1人が空中戦にいって、もう1人がスペースをカバーしなければいけない。このようなことを徹底しないといけませんし、前回の特に2失点目ですけれども、あのような形での失点というのは、今後はないようにしたいと思います。ですから選手たちとしっかりと分析をして、映像を見て確認もして話し合いましたし、今後もできる限り、あのようなことが起きないように調整をしていきたいと思います」

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