2009年08月23日
09.08.22 vs広島 試合後 フィンケ監督
09.08.22
vs広島 試合後 フィンケ監督
フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第23節・サンフレッチェ広島戦後のコメント
「後半に入ってからはいくつかのいいシーンもあったと思いますし、実際に私たちも優れたプレーをしていたと思います。しかし、前半の2失点は本当ならば起きてはいけないことだったと思っていますし、このレベルでしたら、あのようなミスからの失点はしてはいけなかったと思います。ですので、非常に残念な形での失点があったことによって、私たちが再び相手のチームに先取点を奪われてしまって、それによって、また何とかして追いつこうと、追いつこうと努力して走ったわけですが、残念ながら、こちらにとって試合を決定づけることができるような得点を、最後の最後まで奪うことはできませんでした。
現時点のように、数週間にわたって敗戦が続いている状況になりますと、ピッチに立った選手たちにしてみれば、そう簡単にすべての物事がいくわけでもありませんし、ある意味、とても重い頭を持ちながらプレーしているのではないでしょうか。実際に前半でいくつかの得点チャンスがありましたし、本当ならば原口元気と、それからセルヒオがいくつかの決定的なチャンスを作り出していましたので、それらをゴールに結びつけることができたはずですが、なかなかボールがゴールに入りませんでした。
そして、後半からは闘莉王と高原を投入したわけですが、彼らも、後半に入ってからのプレーではいくつかの、とてもポジティブなシーンを作り出していたと思っています」
(高原をあんなところで使って、生きるのか?もっと前で使った方がいいのでは?)
「その状況のように原口元気とエスクデロという、サイドから相手にとても圧力をかけることができる選手がいた場合、そして、真ん中にはエジミウソンのようなタイプの選手がいた場合、高原を投入することによって、このエジミウソンを助けるということが一つの目的でした。エジミウソンを中心にして、その辺り、その周辺を走る、そして何度もアップダウンを繰り返す、それによって味方のサポートをしていく、これが私たちの狙いでした」
(闘莉王が出たが、後半の最後の方で前線に上げるという選択肢はなかったのか?他のところから『前へ行け』と言っているようなジェスチャーもあったのだが、そこら辺はある程度伝わってたのか?)
「あのような状態ですと、もちろん前線にハイボールを送ることは、とても効果的だと思いますが、そこで大切なのは、こぼれ球、セカンドボールなどを拾うことができることだと思います。ですので、私たちの選手は、闘莉王も含めて、そのセカンドボールを奪うために積極的に動いていたわけですが、残念ながら試合のテンポ、ゲームのテンポが、その時点で少し遅くなりはじめていました。
正直私は、最後の6、7分で、ある意味怒りを感じていたのが、後ろからボールを前線に運ぶときに、どうしても時間がかかり過ぎてしまったことでした。本当ならばもっと素早く前線にボールを送らなければいけないわけですが。特にあのような状況で、闘莉王とエジミウソンという、非常にヘディングに強い選手が前線にいたわけですから、本当でしたら、これをもっともっと積極的に利用するべきだったと思っています。しかし忘れてはならないのはこの時間帯です。私たちの選手も非常に疲れていましたし、ある意味この疲労がたまっていたことによって、いくつかのミスも起きてしまったわけですから。
しかし私が後半で最も怒りを感じたシーンというのを簡単にご説明いたします。ここは本当に正直に皆さんにお話ししたいのですが、私たちの選手でセルヒオという、まだまだ非常に若い、これから経験を積んでいくだろうという選手がいます。彼が相手のペナルティーエリアに侵入したときに、実際にファウルされたわけですけれど、ファウルをされながらも倒れなかった。それで何とかして立ってボールを奪おうと、ボールを持ってドリブルしようと戦ってプレーを続行したわけですが、本当ならばこれは倒れるべきだったと思っていますし、何とかして彼が倒れないでプレーを続けたことによって、私から彼には個人的には『フェアプレー賞』、『フェアプレーのメダル』を与えようかなと考えていますが…。しかし実際に、彼がしっかりとファウルされていたのは事実でしたので、本当ならばこれを私たちのために生かすべきだったと思っています。そうすれば、今日の試合で私たちは引き分けることも十分できていたわけですから」
(ナビスコカップで敗退したときに、この『穴』から必ず抜けだす確信があると語っていたが、今もその確信というのは変わっていないか?)
「もちろんです。私はこのチームが再び勝利を収めるということを確信しています。忘れてはならないのは、もちろん連戦が続いたということはありますが、やはり台所事情などもありまして、なかなかスタメンを大きく入れ代えることができなかったこと、そして意図的に、回復時間を選手たちに与えることができなかったということもありました。
これだけ長い間、敗戦が続いてしまいますと、どうしても、すべてのプレーが重くなってきてしまうわけですし、すべてがうまくいくというわけでは一切ありません。ただし、彼らの戦う姿勢、それからゲームに対しての姿勢というのはまったく問題がありませんし、今後私たちがこのプレーを続けていけば、必ずしや近い将来、再び勝利を収めることができるものだと確信しています」
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