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2009年04月13日

09.04.12 vs名古屋グランパス 試合後 フィンケ監督

vs名古屋グランパス 試合後
フィンケ監督
「前半については満足しています。とてもいい形でサッカーをすることができましたし、実際に1得点というのは少なかったと思いますが、それにしても私たちは非常に内容のあるサッカーをしたと思います。
比較的短い期間で、選手たちは新しいサッカーを実現しようとして努力してくれましたし、特に前半に関してはとてもいい形で、私たちが目指しているサッカーをすることができたと思います。
後半はさらにファイトゲームになったと思います。選手たちにとってみれば、ゲームというよりはファイトしなくてはいけないところが多かったわけですが、その中でも私たちの選手は非常に優れたプレーを見せていたと思っています。そして、2得点目をなかなか決めることができなかったのですが、このことに関しては今後、トレーニングに取り組んでいって、さらに早い時間帯で追加点を奪うことができるようにしていきたいと思います」
(田中達也選手の交代については?)
「スタジアムにいらっしゃった方は全員、ご覧になったと思いますが、田中達也はチームの守備のために非常に長い距離をスプリントで走ったわけです。そのときに筋肉に違和感を覚えたということで、実際に私たちもそのことをベンチから見ていましたし、本人も私たちに対して違和感があるので交代した方がいいのではないかということを言ってきました。ですから、私は彼を交代させました。早い時間帯だったかもしれませんが、やはりチームのことを考えて彼が自ら交代を申し出たことに関して、その素晴らしい姿勢が見えたのではないかと思います」

(箇所は?)
「太ももの裏のところです」

(原口がゴールを挙げたが、これは彼の成長のステップになるか?)
「もちろん彼の今後の成長を考えれば今日のゴールというのはとても大切だったと思います。しかし、彼がゴールにつながるラストパスを出していたとしても、私はそのことを同じように評価していたでしょう。彼は将来性あふれる選手ですし、非常に優れた才能を持っています。しかし、まだまだ改善しなければいけないこともたくさんあるわけですし、私も、できる限り現実的なアドバイスを原口に伝えることによって、今後の成長を助けていきたいと思っています。
新聞の方で原口が次のA代表になるべきだとあおられてしまうと、現実から離れてしまうのではないでしょうか。今後も私はできる限り建設的な形で彼の成長をサポートしていきたいと思います。サッカーを愛する人間ならば、今日のピッチで見ることができたプレーに感激を覚えたのではないでしょうか。すでに33歳の山田(暢久)が非常に喜んで、笑顔で、私たちの目指すサッカーをピッチで表現している、そしてその隣で、18歳の山田(直輝)が同じようなプレーを見せています。その山田直輝がまるで200試合も公式戦に出ているように、とても落ち着いてボールをさばくことができています。このようにさまざまな選手がそれぞれの個性を見せながらチームとして機能している、この事実というのはサッカーを愛する人に対して、大きな感激を与えるものではないでしょうか。

私はサッカーというスポーツを愛しています。ですから、浦和レッズの問題点ばかりを探るのではなく、いかにピッチ上で素晴らしいことが起きているか、いいことが起きていることに対してもっと興味を持っていきたいと思います」
(対戦した名古屋グランパスも同様にクリエイティブなサッカーを目指しているが、グランパスの印象は?)
「この試合に向けて準備をしているときに、昨年の試合、そして今年の試合の数試合を映像で見ました。そしてグランパスというのは技術に優れた選手がいて個性を持った選手がいて、非常にいいサッカーをしていることは前もって知っていました。
そして今日、特に前半のプレーを見ていて、このチームは一つのチームとして機能していると思いました。私としてはこのようなサッカーをするチームと対戦することに非常に大きな喜びを感じています。なぜかというと、両方のチームがサッカーをすれば観客にとっても関係者にとっても、とても魅力的なサッカーを見ることができるからです。特に前半に関しては、相手のチームがサッカーをしてきたことによって、私たちもどのようなことができるかということを皆さんにお見せすることができたと思っています。そしてそこからたくさんの得点チャンスも生まれました。スタジアムにいらっしゃった全関係者にとってとても魅力的な試合だったのではないでしょうか。
後半に関してはグランパスが少しスタイルを変えてきたと思います。ボールをつなぐよりはハイボールを蹴って、できる限り多くの空中戦に勝って、そのこぼれ球から得点チャンスを作ろうとしていました。
ですから、前半の方が魅力的なサッカーだったわけですが、私たちドイツ語圏の言葉で言うと、後半のサッカーを『鉄の棒を折るようなサッカー』という表現をします。実際にそのようなサッカーを見ることができたのではないでしょうか」

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